僕の大好きなセラピスト、マサコさんのメルマガ、
いつも拝読してまして、
今回は特に感動して、みなさんとシェアしたいと強く思い、
以下、ご本人の承諾を得て、転載させていただきます。
マサコさんは、ご自身のがんの闘病経験から、
メルマガやセミナーを通して、深いメッセージをいつも
送ってくださる方です。
メルマガ、おすすめですよ!
がんから教わるワンショットセラピー
http://users.ejnet.ne.jp/~masako-9/merumaga.html
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◇がんから教わるワンショットセラピーVol.481
【ターニングポイントでの過ごし方】
「ポイント切り替え点を通過をしますので、
大きく揺れる場合がございます。
つり革、手すりにおつかまり下さい」
という、
車内放送がだいぶ昔から流れるようになりました。
小菅駅と北千住駅の間に線路工事があって
このアナウンスが朝晩のお決まりの言葉になりました。
当初はガクンと電車は本当に大きく揺れました。
そのうちに運転士さんも操作が上手になったのか、
今ではカックン、くらいなことが多いです。
とはいえ乗客の私たちは手前の鉄橋にさしかかると
足をちょっと踏ん張り、いつ襲うかもしれない電車の揺れに
備えるのが習慣になりました。
この前、久しぶりに運転手さんが新米なのか、
随分と電車が揺れて気付いたことがありました。
それは非常に当たり前のことだけど
「ターニングポイントは揺れるのだ」ということ。
電車だけでななく、車も曲がり角では揺れますし、
飛行機も離陸と着陸時は揺れます。
これを拡大解釈すると、時間の曲がり角も揺れます。
つまり人生のターニングポイントは
大きく揺れるのだと思い至りました。
自分が乳がんになったのは男の前厄、41歳。
(女の厄年を通過して甘く見ていました(*_*;)
そして我が父は73歳で仕事の現役を引退した
翌年にがんになりました。
しかしここでもう一つ大事なことがあります。
電車や飛行機が曲がり角で揺れても
別にそれ自体は問題ないわけです。
人生も曲がり角や節目では揺れるのです。
ですから揺れても妙に不安になったり、辛くなったりしても、
仕方ないということなのです。
ガクンと揺れが来たら「ああ、揺れてるわぁ」
と思ってみることで不安な気持ちから
だいぶ開放されるのではないか?と思います。
どの人の人生にも曲がり角はあり、
そこは「がん」ではないにしても、それなりに揺れるのです。
そこでの大事なことは「揺れているわぁ」という感覚です。
東武線の運転手も乗客の私たちも
ポイント通過が上手になっていったように、
何度も通過していくと対応の仕方が上手になるのです。
そんなことでターニングポイントで
心が乱れることが少なくなるように思います。
★今回のポイント★
曲がり角はどうしたって、揺れるのです。
大事なことは「揺れているわぁ」という受け入れ態勢。
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今回のメルマガを読んで、
電車の例えがすごくわかりやすく、
そうか、確かに、ポイント切り替え点、「ターニングポイント」では揺れるのか、
という当たり前なのに、なかなか受け入れづらいことを、すんなり理解し、
受け入れられました。みなさんはどうでしたか?
個人的に、
僕の実家が福島だったりと、実際に、身心ともに「揺らされる」ことが今年はあり、
公私ともに、根本的な生き方の、
大きなターニングポイントを迎えているように感じていました。
時に揺れに酔ってしまったこともあった一年でした。
でも、これも、そういうもんだ、と思うと、酔いもおさまるし、
安心感がわいてきますね。
変に意識を向けるから、揺れに酔ってしまうわけで、
こういもんだ、と思えば、
それほどの揺れではないのだ、そう思いました。
実際、そうだと思います。
飛行機の離着陸では揺れるのが当たり前なので、
ちょっと構えますが、パニックにはなりません。
そういうもんだ、とわかっていますからね。
知らなかったら、大きく取り乱してしまうかもしれませんね。
この違いは大きいですね。
マサコさん、ありがとうございました!
がんから教わるワンショットセラピー
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