2013年09月19日

森田療法



福島県出身の僕が、震災と自身の体調不良によって心のバランスを崩しているときに、森田療法関連の書物を貪るようによんでいました。


森田先生は、大正時代の、今でいう心理療法家であり、お医者さんであり、ノイローゼや神経質症と当時はよんでいた、精神の問題、疾患について、独自の治療体系を作った人です。


自律神経訓練法が有名ですね。
現代の海外にも、森田療法の施設があるくらいです。


神経質症とは、いまでは、強迫性障害や、不安神経症の方を差し、当時の文献を見る限りは、パニックや躁うつの方も森田療法を受けていたみたいですね。



これらの本を読んだ当時、実際に森田療法を受けたくて、慈恵医大にも行ったのですが、初診で担当医に断られてしまい、かなりショックでした。


原稿を書く上での資料として、再読してみたのですが、


納得できるところが大変多い一方、大正時代、当時は見えていなかった、栄養素や脳機能の問題も、全て心の在り方を原因としているため、


ある意味、非常にマッチョで、武士道を感じる内容とも言えるなぁ、と感じました。


今なら、ビタミンB系と、鉄分とれば、治るかもしれない、
この人、、、と思われる患者さんの話もでてきます。



ですが、当時の森田療法では、とにかく心の在り方を変えることで治療をしていこうとします。


内省する体力がある、
そこそこ元気な人でないと、かなり厳しい療法でもあるわけです。

当時僕が断られた理由も、今やっとわかった気がします。


最近の心理関係の本は、

相手に寄り添い、
大丈夫だよ、

と、励ます傾向が強いものも、沢山でていますが、


そこそこ、元気になってきたら、

森田療法のように、
がつん、と、諭してくれる本も必要なんじゃないかと思います。

写真の四冊は、大正時代の森田正馬先生、書き下ろしの本を、現代人が読みやすく編集したものです。


カウンセラー関係者は、一読されるといいですよ、とても面白いです。


関東大震災で被災した人の話もでてきて、道は馬車が走ってますし、背景に非常に歴史を感じるのですが、


今も昔も、人の悩みとは、かくも、変わらぬものかと、

愕然とし、悲しいような、でも不思議な親近感と、


どんな時代でも、人が生きていくということとは、
どんなことなのか、を、汲み取ることができると思います。






posted by 橋本翔太 at 19:59 | ★ 翔太のおススメ・本・映画・CD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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