2017年12月28日

親の責任と自分の責任を分ける


優しくて責任感の強い子ほど、親の不幸を背負い、親のためにいい子でいようと頑張ります。

親の顔色を見るのが癖になり、他人の視線に振り回されるようになります。
両親の仲が悪いのも、自分のせいだと無意識に自分を攻めるため、自己肯定感の低い、いつも罪悪感をいただいているような、何かあれば自分を責めてしまうようなクセを身につけます。

残念ながら、そんな親を持ってしまったことは変えられませんし、そうやって親の顔色を見て、親の機嫌を損ねないように生きることがその時はできる最善の道だったんです。あなたはとてもよくやりました。毒親持ちの子供は、本当によく頑張ってきたんです。それを認めてください。

自分の親が毒親だという現実、
自分は身を粉にして親を助けてようとしてきた、親のために頑張ってきたという現実、

これらは、現実です。これをどうぞ受け止めてください。受け止めることが、親と自分の境界線をしっかり保つための一歩になります。


親の不幸を背負って、それを自分のせいにして、優しいあなたがどれほど傷ついてきたかは誰にも理解されず、また、あなた自身も生きづらさが、元を辿れば親との関係だったのだと気づけず、長く苦しんできた人がとても多いのは事実です。

過去は変えられないし、苦しんできた自分、こんな性格になってしまった、させられたことへの恨みも尽きないかもしれません。


でも大丈夫、このクセが身についたとしても、必ずここから、修正していけます。
辛い思いをし多分、人よりも多くの強さを短期間で身に付けることができます。



そのためのテクニックは、アドラー心理学にもある通りで、

誰の責任なのか、をはっきりさせるということです。それが親との境界線、他人との境界線を作るための、最良の質問になります。


相手(親)の機嫌が悪いのも
相手(親)が不幸なのも
相手(両親)が不仲なのも
相手(親)が不健康なのも


全部、親の責任です。あなたが負うべきものではないんです。

あなたを産んだのは親の責任
だからあなたを育てるのは親の義務、責任


誰が育ててやっているんだ、という恩着せは無視してください。産んだのは親です。育てるは親の責任です。子供は親を選べません。育ててやっている、とい立場を取るのなら、最初から産むなよ、という話になるわけです。



毒親は、あなたに罪悪感を植え付け、生きていることが申し訳ない、自分のせいで相手(親)が不幸になっている、というメッセージを送り続けるため、あなたは、相手の責任まで負うことになります。



あなたが、人間関係や恋愛関係でうまくいかないのは、この責任の所在が自分でわからなくなってしまうからです。

相手(親)の

不幸
貧乏
怒り
不機嫌
悲しみ


に、あなたの責任はありません。それは、相手が自分で解決するべきものです。


あなたは、あなたの、

苦しみ
悲しみ
苛立ち
不機嫌
人生

に責任を追えばいいだけで、誰かの人生まで引き受けてはいけません。

境界線(バウンダリー)をしっかり作りましょう。
毒親の影響から抜け出す大切な一歩は、このバウンダリー作りです。

そのバウンダリーを作るときの大切な質問は、

もしもあなたが人間関係で苦しくなたっとき、いつものように不安や怒りに襲われ他時に、

●これは誰の責任なんだろう。 
●これによって本当に困るのは誰なんだろう。
●このことは、私の人生を横に置いてまで、私が責任を取らなければならないことなのか。

というように、一体誰の責任なのか、を考えてください。


例えば、あなたのSNS投稿を見て、不機嫌になる人、
あなたの言動に不快感を示す人、意地悪な人、

これらは、あなたに悪意の意図がない限り、相手の責任です、受け取りての責任です。あなたはそこに関与できませんし、関与しなくていいんです。



毒親持ちは、他人の目を気にしてしまう傾向になります。他人の人生を生きていることすらあります。

他人との境界線を作るために、これは一体誰の責任なのか? と質問を繰り返し、かつ、自分の責任以外のことに振り回されなようにしていきましょう。


大丈夫、練習を繰り返すうちに、しっかり自分の境界線を守ることができるようになります。


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