2018年04月04日

毒親から目覚めるために 内観療法の問題点

以下の2冊が僕にとっては衝撃でした。
タイトルは過激ですが、読めばわかります。

岡本さんは、刑務所でも特に罪の思い人たちへカウンセリングをしてきた方です。

悲しいかな、極悪犯罪者は、子供の頃、たいていいい子で、親のためにと自分を犠牲にして生きてきた子供であることがわかります。

いい子でいることがなぜ苦しいのか、それもわかります。昔からいい子だね、と言われて育ってきた、そして今生きるのが苦しい方は読んでください。

個人的に、だれかを殺していてもおかしくなかった、この本の登場人物になっていた可能性があった、と心底思いました。


だれかを殺さなくても、その殺意が自分に向いたら自殺です。自殺は、自分を殺す人殺しなんです。


これらの本で何か目がさめる方がいるかもしれません。


個人的には、22歳の時に10日間こもって取り組んだ内観療法によって、かえって悪化してしまったかもしれない、という現実がショックでした。

内観療法は感謝へと視点を転換するメソッドなんですが、今でも少年院では必須の取り組みです。

相手に
してもらったこと
迷惑をかけたこと
おかえししたこと


を、ひたすら半畳の部屋にこもって書き続けるのですが、してもらったことと、迷惑をかけたことばかりが思い出されるようにプログラムが組まれており、自責から感謝へと変えていくメソッドで、

大学院時代、教授の勧めで行いました。


しかし子供にばかりやらせて、親にやらせないのはフェアではない、という一文、ここにはっとしました。


なぜ、良い子じゃだめなのか、親の呪縛にまだ苦しめられていないか。

それを再確認できます。

5BBE9FB2-73DF-48FB-A251-EF309493E333.pngAAB0E6FE-4E23-48DF-B0EA-6319DB6486FC.png

2018年02月02日

毒親対策の全ては距離

毒親問題解決の一歩であり、なによりの解決法が、物理的にも精神的にも距離を置くことです。

普通の親子でも、同じ屋根の下で暮らしていればぶつかることが増えます。まして成人してからはなおさらです。


毒親持ちの人は、親と関わることでいつまでもその毒を浴び続けることになるのですから、まずはそれを物理的にカットする必要があるのです。


そこからやっと、自分の心と体を回復させる段階に入ることができます。



物理的にも精神的にも距離を置くうちに、色んな感情と向き合いやすくなり、やがて思い出す回数も減り、考えなくなる時間も増えます。


過去は変えることができません。

でも、
トラウマ、毒親のせいで、今の人生、これからの人生を棒に振る必要はないんです。


トラウマの考え方は諸説あり、大丈夫、あなたの心は必ず回復する、でも書きましたが、なんども思い出すことで悪化してしまうこともあります。過去を癒す作業が全てではないのです。


今できて、かつ大きな効果があるのが、物理的にも精神的にも距離を置くことです。



そんなのわかってるよ、でもできないんだよ。



その逃げ場がない状態は辛いと思いますが、それでもなんとかして、距離を作らないといけないんです。



A3C8A24F-4B64-463C-AF0E-9A7EDD4E0C5F.jpg


2018年01月13日

親も辛かった、、だから何?

毒親を持っていない人に、親から与えらた苦しみを理解してもらうのは不可能です。

常套句が、


そうはいっても、あなたの親も辛い思いをしたのよ、あなたの親も子供の頃苦しかったのよ


という話。それは事実でしょう。しかし、親が苦しんだから、子供も苦しませていい、子供は親からの苦しみに耐えなければならない、そんな理由には絶対になりません。


橋本も、内観療法で、この視点を徹底的に植えつけたのですが、それが長い目でみて悪影響だったかもしれないと、今では残念ながら思います。


内観療法では、母親ではなく、苦しむ一人の女性として、当時の状況や相手のことをみていくのですが、確かにそれをすると、相手の苦しみ、抱えてきた苦悩、それゆえ、子供に当たり散らし、苦しめられたのも仕方ない、親も苦しかったんだ、という気持ちになります。


それが許しにつながり、解放された部分も多いにあります。

でもこれによって、橋本の場合は余計に感情に蓋をされてしまったところもあるんです。


内観療法の問題点は、後ほど書きます。



とにかく、あなたが苦しめられてきた理由に、親も苦しかったんだ、というのは受け入れなくていい話です。


あなたはあなたの人生をまもらなければならない。自分を誰よりも正当化してください。


そもそも、頼んでもないのに、産み落とされて、その親に苦しめられ、なんで生きなくちゃならないのか、と思っていわけで、


親だから何をしても許される、傷を負った親だから子供にひどいことをしても仕方ない、それは子供が許さなければならない、というのは暴力です。



毒親持ちに理解のない発言はシャットアウトしてください。


あなたが本当に回復できたら、そのとき、心の余裕と、健康なメンタルの元で、親も辛かったんだ、と思える日が来るかもしれません。でもそれは他人にとやかく言われて思うことではないのです。




28B93447-CF31-40DE-BFCC-14BF1DF0EA36.jpg



2018年01月02日

毒親問題は誰とも分かち合えない。そして親と決別することが全て。

繰り返しますが、家庭の問題、親の問題は、ほかの誰かと分かち合うのは非常に難しいです。
どんなに気心知れた親友や、パートナーでも、家族として育った人間にしかわからないですし、

おなじ空間にいた、兄弟姉妹にさえ、こちらがどんな気持ちでもがいて苦しんできたか、何をされたのか、は、結局のところ、わかってもらえないんです。そしてそれが普通です。


あなたの周りが特別に無理解なわけではないんです。みんな他人のことは結局のところわからないんです。



だから、わかってもらうのをやめましょう。誰かに話すなら、ただ、黙って受け止めてくれる、否定はせずに話を聞いてくれる人にしてください。


あなたに必要なのは、アドバイスでも、励ましでもないんです。


認めたくないけど、親によって、親が原因で、今も苦しんでることが沢山あり、生きづらいのは親のせいなんだと認めることです。自分の責任にしてきた親の責任を、親に返すことです。自分を責めるのをやめることです。


ここで注意したいのは、親のせいにするのではなく、親のせいなんだと認めて受け入れることが必要なのであって、2つは全く違うものだということ。



親のせいにしてしまうと、エネルギーが自分のコントロールできない親に委ねてしまうことになり、あなたが今ここから幸せになることができなくなります。後悔と憎悪で身動きできなくなります。


親から影響を受けた苦しみ、悲しみを、そのまま素直に苦しみ、悲しみ、怒りも憎悪も感じきり、



その上で、



そして親と決別し、親に吸い取られていたエネルギーを取り返すことなんです。


そのためには、自分の親によって、苦しんできた、この生きづらさも親のせいなんだ、そしてそれは本当に許せないし、自分は不運だとつくづく思うけど、もう仕方ないと、けりをつけることなんです。


簡単なことではないです。
憎しみ、怒り、何十年も無駄にしてしまった悔しさ、他人の幸せな子供時代がうらやましい、友人が親になって、素晴らしい子育てをしていて、この子たちはなんて幸せなんだろう、それに比べて自分は本当に辛い家庭で育った、

など、都度わいてくる感情から逃げないでください。それがエネルギーを取り戻るために必要なプロセスなんです。

2D685677-7C5A-4DB5-859D-A5B89F2ED92A.jpg

2017年12月28日

親の責任と自分の責任を分ける


優しくて責任感の強い子ほど、親の不幸を背負い、親のためにいい子でいようと頑張ります。

親の顔色を見るのが癖になり、他人の視線に振り回されるようになります。
両親の仲が悪いのも、自分のせいだと無意識に自分を攻めるため、自己肯定感の低い、いつも罪悪感をいただいているような、何かあれば自分を責めてしまうようなクセを身につけます。

残念ながら、そんな親を持ってしまったことは変えられませんし、そうやって親の顔色を見て、親の機嫌を損ねないように生きることがその時はできる最善の道だったんです。あなたはとてもよくやりました。毒親持ちの子供は、本当によく頑張ってきたんです。それを認めてください。

自分の親が毒親だという現実、
自分は身を粉にして親を助けてようとしてきた、親のために頑張ってきたという現実、

これらは、現実です。これをどうぞ受け止めてください。受け止めることが、親と自分の境界線をしっかり保つための一歩になります。


親の不幸を背負って、それを自分のせいにして、優しいあなたがどれほど傷ついてきたかは誰にも理解されず、また、あなた自身も生きづらさが、元を辿れば親との関係だったのだと気づけず、長く苦しんできた人がとても多いのは事実です。

過去は変えられないし、苦しんできた自分、こんな性格になってしまった、させられたことへの恨みも尽きないかもしれません。


でも大丈夫、このクセが身についたとしても、必ずここから、修正していけます。
辛い思いをし多分、人よりも多くの強さを短期間で身に付けることができます。



そのためのテクニックは、アドラー心理学にもある通りで、

誰の責任なのか、をはっきりさせるということです。それが親との境界線、他人との境界線を作るための、最良の質問になります。


相手(親)の機嫌が悪いのも
相手(親)が不幸なのも
相手(両親)が不仲なのも
相手(親)が不健康なのも


全部、親の責任です。あなたが負うべきものではないんです。

あなたを産んだのは親の責任
だからあなたを育てるのは親の義務、責任


誰が育ててやっているんだ、という恩着せは無視してください。産んだのは親です。育てるは親の責任です。子供は親を選べません。育ててやっている、とい立場を取るのなら、最初から産むなよ、という話になるわけです。



毒親は、あなたに罪悪感を植え付け、生きていることが申し訳ない、自分のせいで相手(親)が不幸になっている、というメッセージを送り続けるため、あなたは、相手の責任まで負うことになります。



あなたが、人間関係や恋愛関係でうまくいかないのは、この責任の所在が自分でわからなくなってしまうからです。

相手(親)の

不幸
貧乏
怒り
不機嫌
悲しみ


に、あなたの責任はありません。それは、相手が自分で解決するべきものです。


あなたは、あなたの、

苦しみ
悲しみ
苛立ち
不機嫌
人生

に責任を追えばいいだけで、誰かの人生まで引き受けてはいけません。

境界線(バウンダリー)をしっかり作りましょう。
毒親の影響から抜け出す大切な一歩は、このバウンダリー作りです。

そのバウンダリーを作るときの大切な質問は、

もしもあなたが人間関係で苦しくなたっとき、いつものように不安や怒りに襲われ他時に、

●これは誰の責任なんだろう。 
●これによって本当に困るのは誰なんだろう。
●このことは、私の人生を横に置いてまで、私が責任を取らなければならないことなのか。

というように、一体誰の責任なのか、を考えてください。


例えば、あなたのSNS投稿を見て、不機嫌になる人、
あなたの言動に不快感を示す人、意地悪な人、

これらは、あなたに悪意の意図がない限り、相手の責任です、受け取りての責任です。あなたはそこに関与できませんし、関与しなくていいんです。



毒親持ちは、他人の目を気にしてしまう傾向になります。他人の人生を生きていることすらあります。

他人との境界線を作るために、これは一体誰の責任なのか? と質問を繰り返し、かつ、自分の責任以外のことに振り回されなようにしていきましょう。


大丈夫、練習を繰り返すうちに、しっかり自分の境界線を守ることができるようになります。


5C877A04-C552-4014-B761-9249C0F5A3A0.jpg















2017年12月26日

どんな家庭にも問題はある、は無理解の暴力。毒親テーマは話す人を選べ




毒親問題を語るとき、多くの人は、



どんな家庭にもなんらかの問題ってあるよね

誰の親もむかつくもんじゃない?

そうは言っても親も人間だよ

誰の人生にも何かしら問題はあるもんだよ




と、まるであなたの毒親問題は、あなたの捉え方が悪い、という人がいますが、こういう人たちとは、どんなに話をしても分かりあえません。



もう、育ってきた文化が違うんです。僕たちが、アメリカ人の感覚が理解できないように、中国人の考え方がわからないのと同じように、他の家庭で育った人にはわかりあえないんです。



どんなに地獄のような子供時代だったのかは、結局彼らとはわかちあえませんし、分かち合う必要もありません。親を切り離さないと生きていけない状態に追い込まれた気持ちは、その必然性は絶対に理解できません。


むしろ彼らに話てはダメです。



毒親の問題は、ジャッジせずにただ話をきいてくれる友人、プロのカウンセラーや医師、あるいは、ネット上も含めた同士、


そういう、理解してくれる人たちだけに話をし、



それ以外の場所では口を開かないことです。残念ながら、ほとんどの人が毒親との関係に苦しんできたあなたのことはわかりません。



わかってもらおうなんていう期待をすると傷つきます。これ以上傷は増やさないためにも、話す人をよく選び、仮に親友だと思っている人でも、相手が少しでもジャッジしてくるようであれば、もう話すのは二度とやめてください。



わかってもらえなくていいんです。あなたの傷はわかってくれる人に話せばいい。話す人が誰もいなくても、今は検索すれば、沢山同士がみつかりますし、その人たちの記事を読むだけで、心が軽くなるはずです。あなたの生活半径の中に毒親への理解者を見つけることはあきらめたろうがいいかもしれません。


大切なのは、あなたが親から自分を切り離すための決意や行動を批判するような人、理解のない人には、自分のことを話さないことです。そうでなくても、毒親との決別、解決のための行動は、本人も苦しいのですから。


B0CABCAB-59E7-4769-B9B9-867DE187B9F8.jpg



毒親から解放れるためには、健全に、親のせいにすること

毒親から解放されるための最初のステップは、


あなたが今苦しい理由を、健全に、親のせいにする、ということです。



あなたの苦しみの全てが親のせいでおきていないか? ということを疑うことです。




今の人生が苦しいのは、親のせいだ、と親を恨み、自分の不運を嘆き、親を殺してやろうかと、怒りに震える、


これは、感情の解放の過程では必要なことですが、これに囚われると人生を先に進めることができなくなります。


まず第一に、

大切なのは、


自分がこんなに苦しいのは、親のせいだったんだ。

自分の親は毒親だったんだ。

自分は親にずっと振り回されてきたんだ。



という事実を、受け止めることです。認めたくないけど、親のせいなんだ、自分の親は狂っていた、自分は親のために生きてきてしまった、それを認めてください。年齢が上の方ほど、これは本当にショックで受け入れがたいことだと思います。


人生がこんなに苦しいのは親のせいなんだ、と、しっかり現実を受け入れることが、毒矢解放の一歩であり、人によっては回復そのものになります。



その際に怒りや苦しみ、呪いたい気持ちが強烈に湧いてくることもあります。それは逃げずにかんじきってください。



1 紙に怒りや悲しみを書き出す

2 胸のあたりに手を当てて、感情を感じ切る



この2つが助けになります




毒親問題の解決は、この部分ができてしまえば、回復の過程は半分以上まで来ています。でもこれが、なかなかできません。


多くの人は、無意識に、親は悪くはないと思う、と信じたいし、そう信じて今まで頑張ってきたので、とてもじゃないですが、自分の親がまさか自分の苦しみの大元なのだ、とは思いたくないのです。




僕もこれができませんでした。



子供にとって、どんなにひどい親でも、本当は悪く言いたくないし、親を悪く思う自分に強い罪悪感を抱き、自分を責めます。



これは人として当然の感情であり、しかも、儒教の影響が強くある日本にとって、親を悪くいうのは、人として異常、という無言の圧力がありますから、余計です。



虐待を受けている五歳の子がいるとして、その子があざだらけの身体でみつかり、なにがあったの? と他の大人から聞かれると



ころんだ



と答えるんですよ。ほとんど多くの子供が



親から虐待を受けていることを、子供自身認めたくないんです。なぜなら親が大好きだから。あざだらけになっても、自分を愛してくれることをまだ信じているから。



そしてこの、五歳児と同じように、大人になっても、親のせいにするのは、とても辛いことなんです。



一番愛して欲しかった親が、自分の不幸の大元になっていたと認めるのですから。



自分にとっては一番受け入れがたい事実であり、40歳の方なら、40年間信じてきた自分の思いや人生をここでぶち壊さなければならなくなるのが、この作業なので、本当にしんどいんです。



自分の家庭は普通じゃなかった

自分の親は普通じゃなかった


自分がこんなに生きづらいのは親のせいなんだ。


これを認めることからしか、呪縛は解けません。


2C63F8B9-EDEC-4D0C-A04C-8BEF8F1ECEDF.jpg